お受験にかかる費用とそれまでの勉強にかかるお金

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お受験から入学までどれくらいのお金がかかるの?

「お受験」とは…?

お受験という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

通常、受験と聞くと高校進学する時か、または大学進学する時に受ける試験のことを想像すると思います。

しかし「お受験」とはまた別の意味を指します。
「お受験」は主に私立小学校・中学校へ進学させるための受験のことを言います。

教育熱心なご両親ですと、やはり有名私立小学校や中学校に進学させて完璧な学校教育を受けさせることを望みます。

また、名門校に入学すれば、エスカレーター式に系列の中高学校、うまくいけば大学まで進学することができます。

苦労は早いうちに…ということで小学校進学前に受験を経験させ、一流教育に慣れさせる必要があるのです。

しかしお受験にはそれ相応のお金がかかります。

私立小学校に進学させるまで、果たしてどれくらいのお金が必要となるのでしょうか…?

塾費用で幼稚・保育園よりもかかる

独学やご両親の知識だけでお受験に臨もうと思っても、それはなかなか難しい部分があります。

私立小学校進学専用の塾に通い、それ相応の勉強をさせなければなかなかお受験には成功することは出来ません。

通わせる受験教室によって受講料は実に様々です。

ざっくりですが週に1回幼児教室に通うコースで月の受講料が3~6万円というのが平均金額のようです。

これは認可の幼稚園や保育園の保育料よりもはるかに高い金額と言えます。

平均を4.5万円としても年間にして54万円の受講料を支払うことになります。
非常に高額ですね…!

一般的な30代の家庭で年収が400万円程度だとすると、年収の約13.5%に値します。

これは車通勤する方の平均ガソリン代よりも高い数値。

しかし、これくらい支払わなければ私立小学校のお受験に合格することができないのです。

また、お受験を計画している家庭はほとんどの場合幼稚園の年小クラスから幼児教室に通わせます。

その場合、年少・年中・年長と3年間通わせるので通算54万円×3年=162万円となります。

3年間で162万円も幼児教室の受講料として支払わなければいけないのです。

また、あくまでこれは受講料だけの数字。

これ以外にも目に見えない送り迎えの交通費や、洋服代、その他教材費…もろもろ合わせると、年間50万円以上のお金がかかると言われています。

幼児教室の中でも、受験に成功しやすい教室ですと、遠方から公共交通機関で送り迎えする…と言うご両親も少なくはありません。

そうなると、受講料以外の雑費だけでも月に数万という世界になります。

さらに週に2回のコースや年齢が上がるにつれ幼児教室の受講料は高額になります。

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例えば、年少2.8万円、年中3.3万円、年長3.9万円など、小学校の受験に近づけば

近づくほど受講料は高くなるのです。

年々高くなる受講料…しかしそれでもご両親の気持ちとしては高いお金を支払ってでも名門校に入学して、子供に間違いない道を歩んで欲しいものなのです。

中学校までのお受験費用を考える

上記したのは、あくまで私立小学校までのお受験について。

幼稚園のうちに受験に慣れさせておいた方が後々両親としては楽かもしれません。

公立小学校に通い、中学校から私立中学へ進学させようとした場合は、さらにお金がかかります。

中学校へのお受験はさらに受講料がアップして月々5~10万円がかかりますので、非常に大変です。

もちろん集団指導、週に1回ペースでこの金額です。

小学校低学年のうちは、週に1回ペースの受講料5万円コース通えますが、中学年3年生あたりになってくるとこれが週1回コースだけでは済みません。

塾に通う回数が増えると受講料は更にアップします。

年間にすると60万円から120万円という高額になります。

120万円といいますと年収500万円の方では年収の1/4近くのお金が受講料として消える計算。家計はかなり圧迫されるはずです。

もちろん、このように高額な受講料が発生する場合はご両親共働きをして子供のために身を粉にして働くことが多いようです。

かなりざっくりした計算となりますが、小学校6年間お受験用の教室に通わせたとした場合、支払わなければいけない受講料を計算すると360万円~720万円となります。

平均値は540万円となりますが…540前もあれば超高級車を購入することができます。

また幼稚園から小学生まで、9年間長きにわたり教室に通い続けた場合、受講料だけで600万円以上のお金を支払うこととなります。

これに雑費や通っている親御さん同士の交流費などを含めると、おそらく1千万円近くのお金が必要となる計算になりもう伸び代は予測不可能ですね。

塾や学校への通わせ方を工夫する

この数字だけに着目すると、我が家は絶対に無理だ…と思う家庭も多いと思います。

しかし、幼児教室には1回数千円というコースも用意されています。

塾によっては通い方次第でコストを削減することもできるので、受講料に不安を覚える方は、教室に相談しながら通わせると良いかもしれません。

それにしても、子供に一流教育を受けさせるには実に膨大なお金が必要となります…。

しかし、お受験に成功して付属小中学校に入学することができれば、後の進路は取りあえず安心することができます。

お受験を計画されている家庭は、お子様の進路を考えつつ出来る限りのお金の準備をしておくことが重要です。

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