もくじ
■水道代は家庭によってかなり異なる
水道代の平均相場は、家族を持っている家庭の場合2ヶ月で8千円~1万円程度と言われています。
もちろん、家族人数が多ければ多いほど消費する水の量は増えますし、使用頻度も家庭によって実に様々です。
中には4人家族で2ヶ月の間に2~3万円以上水道料金を支払っているご家庭もあるようです。
水は人間の体にとって必要不可欠なもの。
水がないと人間は生きていけません。そのため水道料金を滞納しても、ある程度の期間は通常通り水を使用することができます。
こちらでは水道料金を滞納した時の使用停止に至るまでの期間、また水の使用量を節約するコツをいくつか紹介していきます。
■水道料金の滞納~使用停止期間について
・自治体によって様々
水道料金はお住まいの地域(自治体)によって定められています。
支払いのタイミングは2ヶ月に1度。電気代やガス代のように毎月請求される事はありません。
また、納入通知書に記載されている支払い期限もそれぞれ自治体で定められた日となっています。
・延滞~停止に至るまで
水道料金の支払いの流れは、まず自宅に水道料金の納入通知書が送られてきます。
この納入通知書の納入期限までに料金を支払わない場合次に送られてくるのが「催促状」です。さらにこれも無視し続けると「勧告状」が届きます。
それでも支払いが確認されない場合に「給水停止予告書」が送られてきて給水停止期限を予告されます。
もちろん停止期限を過ぎた場合は給水が停止され、自宅での水の利用が不可能となります。
このように、給水停止されるまでには自治体の水道局から数回にわたりアクションがあります。
これを執拗に無視し続けると給水を停止されてしまう訳です。
・延滞期間も異なる
給水停止になるまでの滞納期間も各自治体によって異なります。しかし平均的に最初の納入通知書に記載されている納入期限の翌日から60日程度が一般的です。
つまり、給水停止になるまで約2ヶ月期間の猶予を与えられると言うこと。
通常の方でしたら、この2カ月間の間に水道料金を支払うためのお金を用意することができるはずです。
公共料金の電気、ガス、水道の中で滞納により供給が断たれる期間が1番長いのは水道料金です。
1番最初にガスが止められ、その次に電気、最後に水道…と言う順で止められます。
水は人間の命と密接な関係にあります。そのため給水停止になるまでの期間を長くとっているのです。
・万が一水道止められたら
万が一水道止められてしまったら、まずは自治体に相談してみましょう。どうしても水道料金を支払えない場合は新たに支払いの期日を設けて、それまでに支払うよう交渉してみましょう。
-スポンサードリンク-自治体にもよりますが、話を聞いてくれるところもあるはずです。
また万が一水道止められたとしても、料金を支払えば、大抵の自治体はその日のうちに給水が復旧します。
■水道料金の節約術
・歯を磨いている間は水を止める
歯磨きをしている間、水を出しっぱなしにしている方が意外にも多いようです。
その水、本当に必要ですか?
歯磨きは入念に行う方でしたら10分程度の時間をかけます。
10分間水を出しっぱなしにする…それだけで何リットルの水が無駄になっている事でしょう。
歯磨き中の水の垂れ流しはストップ!
これだけでかなりの節約となります。
・入浴中も気をつける
お風呂に入る時、シャワーに入る時も水を節約するチャンスが多々あります。
まずシャワーの際、洗髪しているときにお湯を出しっぱなしにしていませんか?
気温が低いと寒いかもしれませんが、節約したいのであれば洗髪の際はお湯を止めるべきでしょう。
これだけで何10リットルと言う水を節約することができます。
もちろん体を洗うタイミングにおいても同じことが言えます。
また、湯船の場合はお湯の温度調節は必ず「追い炊き機能」を使用することです。
これは湯船の中のお湯を循環させながら温める機能。
新たな水を必要としない為、追い炊き機能を使用すればかなりの水量を節約することができます。
「必要最低限のお湯を使用する」
これが入浴時における節約術の基本です。
・トイレのタンクにペットボトルを入れる
少々昔の考え方かもしれませんが、こちらも有効です。水洗トイレには必ず水を貯めるタンクがあります。
しかし、このタンクに水の入ったペットボトルを入れることにより、1回あたりの用水量を節約することができます。
水量が落ちるので、水洗の力は多少弱まるかもしれませんが、大人数の家庭ですとトイレの使用頻度がかなり高いはずですので、高い効果を発揮します。
■水道はどれくらい滞納するといつ止まる?水道代の平均相場と節約術まとめ
いかがでしょうか。水道の節約術は他にも探せばいくらでもあります。
調理にしてもそうですし、洗い物のタイミングにおいても気をつければ節約のチャンスは多々あるはずです。
無駄な水を使わない、と言う意識を常に持てば必ず使用料を抑えることができ、水道料金の節約に結び付く筈です。
また、水は人間の体にとって必要不可欠なもの。
給水停止されてしまった場合は命に関わることも想定されます。
水道料金は期日を守りしっかりと支払うようにしてください。
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