もくじ
みんなの貯金平均相場
さて、周りの人がどのくらい貯金をしているのか気になりますよね?
そこで今回は年代別の平均貯金額について調べてみました。
(参照URL http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/dl/03.pdf )
厚生労働省による平成25年度の各種世帯の貯蓄状況によると世帯別の平均貯蓄額は1,047万円でした。
それではこれから年代別に1世帯あたりの平均貯蓄額を紹介していきます。
29歳以下 貯金平均160万千円
29歳以下の年齢は社会人になりたてで、役職に就いている比率は少なく貯蓄額も低めです。
この年代で結婚する方も多く、結婚資金にお金を使った結果、貯蓄額が少なくなったというケースもあります。
また、若いうちに子供を出産した世帯は、貯金よりも給料は出費に費やされる場合が多いので、年齢的にも余裕があったら貯金をするという世代ですね。
この年代から投資信託などの個人年金に投資をしておくと、老後も安心です。
30~39歳 貯金平均423万2千円
30歳~39歳以下になると既婚率も増え、子供が生まれて車やマイホームを購入する人も多くなります。
役職に就いている確率も増え、20代よりも収入が増えます。
出費も多くなりますが、その分収入が増えるので、貯金の金額も20代より多いです。
40~49歳 貯金平均 707万6千円
40代にもなると子供も大きくなり、学費や進学塾などの習い事で出費が多くなります。
会社員としても役職に就いている方は多いでしょう。出費が多くなる反面、収入は安定します。
50~59歳 貯金平均1034万7千円
子供も大きくなって、20歳以上を超えている人も多いでしょう。
この年齢になるといい役職に就いている方もたくさんいるでしょう。
老後に備えてたくさん貯蓄をする年代ですね。
この年代のおひとりさま世帯は老後を見据えて個人年金に入る方が多いそうです。
60歳~69歳 貯金1399万3千円
この年代が統計の中で一番貯金額が高いです。
定年で仕事を退職して、退職金をもらい住宅ローンなどを完済した人も多いでしょう。
子供も家を出て独自の世帯を持つことも多く、自分たちのためにお金を使えるようになって充実しているかもしれませんね。
子供の結婚資金やマイホーム購入資金を支出する場合があるかもしれませんが、それでも年金をもらい貯金を少し切り崩して充実して暮らせるでしょう。
この年代の方で家のリフォームや建て替えをする方も多いです。
また、駐輪場の整備やビルの清掃、クリーニング店など60歳以上の高齢者でも雇用がある場所で働いている方たちも多いです。
70歳以上 貯金1312万8千円
統計の中で2番目に貯金額が高いです。しっかり働いてお金を貯めてきた世代の方々です。
今後の介護費用など人生設計も考えて多めの貯金額です。
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あくまで上記は平均値なので、貯金額が1億円という方から0円という方まで人それぞれです。
学生時代のテストの平均値や、身長、体重などのようなものです。アンケートや調査結果によっても平均金額は上下します。
それでもやはり貯金額が多い分に越したことはないでしょう。
若いうちにたくさん働いて老後はゆっくり自分達の時間を満喫するのが理想ですね。
それでは次に生涯かかるお金について紹介していきます。
結婚式費用
343.8万円
後でご祝儀代が返ってくることを考えると支出はもっと少なくなります。
結婚式をする人達が減っていますが、結婚式をしない人達の方が、離婚率が高いとも言われています。
住宅費 マイホーム購入
平均購入費
分譲戸建住宅・分譲マンション 約3,605万円
中古戸建住宅・中古マンション 約2,265万円
上記は広さや地域によって金額が上下します。
しかし中古と新築では約1400万円もの差があるのですね。
中古戸建住宅や中古マンションもリフォームをすれば、新築同様に暮らすことができるのでお得かもしれません。
ちなみに、住宅ローンの完済平均は13.7年でした。繰り上げ返済で返済期間よりも早く返済する人が多いようです
(参照URL http://www.athome.co.jp/contents/at-research/vol35/)
教育費
幼稚園から高校卒業まで
すべて公立 約500万円
すべて私立 約1,677万円
さらに
大学進学(国立) 約509万円
大学進学(私大) 約640~767万円
幼稚園から私立に入れると公立の約3倍以上にもなります。
私立ってやっぱりお金がかかるのですよね。
また、大学進学時にお子さんが1人暮らしを始めた場合は上記にプラスして家賃代がかかります。
医療費
一人当たりの平均医療費
0~14歳 約14万9,900円
15~44歳 約11万3,000円
45~64歳 約27万6,900円
65歳以上 約71万7,200円
65歳以上と高齢になるにつれて医療費の負担が一気に大きくなります。
レジャー代
余暇活動に要した年間平均費用
1位 海外旅行 約30万円
2位 ゴルフ 約15.8万円
3位 パチンコ 約12.3万円
結構1年間で余暇にかける平均金額は高いのですね。
余暇に賭けるお金を節約して貯金に回すのもいいでしょう。
(参照URL https://www.zenrosai.coop/study/shougai.html )
生涯かかる金額は、およそ1億円~3億円とも言われています。
金額だけを見るとビックリする数字です。
子供のいる人数や有無、既婚者か単身者かによってもかなり金額は変わってくるようです。
将来景気や物価などがどうなるかは未だわかりませんが、少しの節約や考え方を変える事で大きなお金を貯蓄に回す事も可能です。
今から人生設計をきちんと立てて将来に備えてしっかりと働いて貯金をしていきたいものですね。
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