もくじ
お葬式のお返しにかかる費用と喜ばられる品物
さて、通夜や葬儀当日にいただいた香典に対してお返しをする香典返し。
目安は基本的にいただいた香典の半額と言われています。
本来香典返しは49日を過ぎてから贈るものですが、最近は通夜や葬儀当日に香典返しをする「当日返し」が多いです。
この当日返しはみな同じ物が渡されて、だいたい2~3千円のものが多いです。
また大きな金額の香典をいただいた場合は49日を過ぎてから改めてお礼の品を渡します。
金額は、香典の半額から当日返しの値段を引いた値段のものが目安になります。
香典返しにはタブーがある
香典返しにはタブーがあり、一般的に後に残るものではなくて「すぐに使ってなくなるもの」を贈るとよいとされています。
また、肉・魚などは宗教的な理由で昔から避けられています。お酒などもお祝い事で良く使われていることから香典返しに不向きとされています。
また、商品券なども金額が記載されてしまっている金券類も金額が明らかになっているので失礼に当たります。
それではこれから、少ない予算でも最適に贈れる香典返しを紹介していきます。
1.自由に選べるカタログギフト
カタログギフトは、自分の好きなものを自由に選べるのでたいていの人に好まれます。
また、予算に応じて価格帯も選べます。
香典返しは持ち帰る際に、重かったりかさばったりすることも多いのですがカタログギフトでしたら軽いですし、かさばることもないのでもらった方も帰りが楽になります。
また、直接送ることがタブー視されている肉や魚、酒もカタログギフトから申し込むのであれば失礼に当たりません。
香典返しには「すぐに使ってなくなるもの」が適切ですが、カタログギフトは商品を選んでしまえば、カタログは通常そのまま捨てて残るものにはならないので、香典にも最適なのです。
ただし、若年層には喜ばれるかもしれませんが、お年を召した方などは頼み方がわからない場合があるので、別の物を贈るなどの気配りが必要です。
香典のカタログ返しはネットで2600円から用意されているので、少ない予算でもお財布に優しいです。
2.故人をしのぶお茶の香典返し
お茶の香典返しには古くから「お茶を飲みながら個人をしのぶ」という意味があります。
その習慣が残っていて今でもお茶を香典返しに選ぶ方も多いです。
日本人はたいていの人はお茶が好きですし、いいお茶の葉ってけっこう値段が高いのでこういった機会にもらえると嬉しいのですよね。
-スポンサードリンク-お茶の香典返しはピンキリで1000円以下のものから選べるので少ない予算でも安心です。
3.日常で使用できるシーツ・タオル・綿布
仏事では白装束で仏界への旅立つという意味から昔はさらしが利用されていました。
その流れで、今でもシーツ・タオル・毛布が香典返しとして贈られています。
一昔前では、香典返しのタオルは白が一般的でしたが最近では色や柄物も増えており、白色以外のタオルも香典返しに無難な贈り物になっています。
シーツやタオルは消耗品で、日常的に必ず使うので香典返しにもらうと嬉しいですよね。
有名な今治のタオルもネットでお安く購入できるので、贈り物としても喜ばれます。
お値段もタオルは1500円から販売しているので予算が少ない場合にも最適です。
4.お手頃な価格の石鹸セット
石鹸は不幸を洗い流すという意味でも香典返しに良く使われます。
最近では石鹸の代わりに洗剤セットやボディーソープセットなどもよく香典返しとして贈られるようです。
これらも消耗品で普段使いできるので、もらって嬉しいものです。
普段自分では買わない種類の洗剤を新しくもらって使うのも楽しいですよね。
何よりも、石鹸やボディーソープ、洗剤セットはなんと1,000円以下で購入できるので、少ない予算での香典返しにも向いています。
5.料理にも使える砂糖
こちらも仏界へ旅立つ際に着る白装束の白色と共通することや、消耗品であることから昔から香典返しとして贈られてきました。
昔は甘いものが珍しかったので砂糖4キロが香典返しとして贈られ、風呂敷で背負って帰るということもあったというエピソードもあります。
現在でも、スティックシュガーの詰め合わせなどを香典返しで贈る方もいるようです。
スティックシュガーでしたらコーヒーや紅茶を飲まない方でも、料理に入れたりもできるので何かと便利ですね。
また、スティックシュガーの詰め合わせも1,000円以下でお得に購入ができます。
葬式 のお返しは何がよい?相場と少ない予算で喜ばれる物6選まとめ
さて、この他にも焼き菓子やコーヒー、紅茶の詰め合わせなどお手頃な価格で購入できる香典返しはたくさんあります。
ネットで購入した方が、人件費や店舗代がかからないのでお安くなってお得です。
昔は饅頭なども香典返しとして贈ったり、先ほどの砂糖4キロというエピソードなどもあったりと、時代と共に香典も変化してきているのですね。
一昔前はカタログギフトの香典返しも存在しなかったと思います。
香典返しの贈り物はどんどん軽く自由で便利になってきていますし、ネットなどでたくさんある中から選べるので、「これは」という商品があったら何かあったときのためにもチェックしておくのもよいでしょう。
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