FXの元手はどれくらい必要?お金がなくてもFXを始める方法5選

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さて、みなさんはFXについて詳しくご存知ですか?
FXの正式名称は「Foreign Exchange」日本語に訳すと「外国為替証拠金取引」です。
「外国為替証拠金取引」と言われてもピンと来ない方も多いかもしれません。

そこで、今回はFXの仕組みを簡単に説明し、元手が少なくてもFXを始められる方法をいくつか紹介していきます。

知ってた?簡単な為替の仕組みとお金が無くてもFXを始める方法

まず、FXの仕組みを簡単に説明します。

例えばドルが「1ドル120円」の時に1000ドルを購入すると12万円になります。
ドルが円安で「1ドル130円」になると、購入した1000ドルが日本円で13000円になり、1万円得をするのです。
しかし、円高で「1ドル110円」になると。購入した1000ドルが日本円で11000円になり1万円損になるのです。

これが為替の仕組みです。
この為替の仕組みをもとにして、FX会社や証券会社に資金を預けて取引をするのがFXの仕組みです。

1.FXは100万円の外貨でも元手4万円で買える

FXでは元手の資金が少なくても、大きなお金を動かせる「レバレッジ」という仕組みがあります。
レバレッジは資金の25倍までの金額の取引が行えます。
そのため、元手の資金が4万円でも100万円分の外貨が買えるのです。

その代わりにレバレッジの高い倍率を選んでしまうと、自分の資金よりもかなり高い金額の取引をすることになるので、利益は大きくなりますがリスクが高くなってしまいます。
したがって、FX初心者は5倍までのレバレッジをおすすめします。

2.1000通貨単位からFX取引できる会社を選ぶ

FXで取引をする時、通常は1万通貨で取引をします。
1万通貨とは、通貨が円であれば1万円、ドルであれば1万ドル、ユーロであれば1万ユーロのことを指します。
この取引通貨を1000通貨から取り扱っている会社があります。

ちなみに、レバレッジ25倍の時に1ドル120円で1000通貨を購入した場合

1000通貨=1000ドル
1000ドル=120000 (1ドル120×1000=12万円)
120000÷25(レバレッジ)=4800円

と、4800円の元手があればFXを始められるのです。
これが1万通貨の場合は10倍の4万8千円の元手が必要になります。

FX初心者の方は、リスクを避けるために少ない元手で始められる千通貨から取引できる会社を選ぶと無難です。

ただしFX会社によって、通常1万通貨で取引をする場合は手数料が無料であるが、千通貨で取引をする場合は手数料がかかってしまう、という会社もあるようなので取引を始める前に事前に手数料がかかるかどうかを調べた方が良いでしょう。

また、数は少ないですが100通貨から取引ができる会社もあります。

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3.日本円で金利の高い通貨を買うと利益が出る

FXには金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと差額分の金利が貰えるという仕組みがあります。
例えば、日本の金利が0.1%の時にオーストラリアの金利が4.25%だとします。
そうすると、2国間の金利差が4.25% - 0.1% = 4.15%が1年間に得られる金利となります。

この2国間の金利の差を「スワップポイント」と呼び、保有している金額とその間の期間分のスワップポイントがもらえます。
FX初心者の方は円高や円安を狙って取引をするのよりも、金利が低い円、金利が高い国の通貨を購入した方が少ないリスクで経験値を積めるのです。
また、それを狙ってスワップポイントのみの取引をしている人も多いです。

ただし、スワップポイントも上記と逆パターンで金利が高い通貨を売ってリ金利が安い通貨を買うと損をしてしまうので、気を付けましょう。

4.通貨が1円高くなったらすぐに売る

ドル通貨を130円で1万通貨分買って、131円になったらすぐに決済をすれば、1万円の利益が出ます。

元手が少ない場合でも、上記の1万通貨を1000通貨に変えて、上手くいけば徐々に資金を増やしていくことができます。

ただ、取引相場というものは、常に上下していて、必ずしも常に利益が出るとは限らないのです。
買ってから相場が下がり続けてしまうという可能性もあるので、リスクを頭に入れてFXのチャートを見ながら、腕を磨いていく必要があります。

5. スイングトレードをして、様子を見ながら分割して購入をする

スイングトレードとは数日~数週間に渡ってFXの動向を見ながら利益を狙う手法のことです。
デイトレードという一日に絞ってFXの取引をして決済をするというやり方よりも、長い目で見て取引をした方が、利益が大きくなる可能性があります。

また、初めのうちは、例えばドルが130円で3千通貨を購入したい場合でも、まず1000通貨分だけ購入をして、129.50円と相場が下がったら1000通貨追加購入をして、さらに下がったらまた1000通貨購入するというように様子を見ながら分割して購入をした方が、平均単価が高くなり、利益が上がります。

このように初めのうちは経験値が浅いので、大きな失敗をしないように自分の中である程度動向やパターンがわかるまでは、様子を見ながら進めた方が良いでしょう。

さてFXは少額から始めることができ、その上24時間取引が可能です。
また人件費や、紙幣を作るコストがかからない上にシステム化されているので、株や銀行の外貨に比べると手数料が安いのです。
初心者の方は、始めは取引単位を少なめに設定し、レバレッジを使わないで試してみましょう。
そして自分に合う方法が分かってきたら、徐々に金額を増やしていき、上手にFXを利用してみましょう。

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