契約社員と派遣社員の違いは、会社から直接雇用されているか、そうでないかの違いです。
また派遣社員は、あらかじめ仕事内容や、仕事をする範囲が決まっているので、会社によっては会議に出なくても良い、昇格試験がない、出張がないなど直接雇用にはない気楽さがあります。
その反面、給料が契約社員に比べると低い場合があり、交通費もでないです。
しかし派遣社員でも契約社員と同じくらいの給与を貰える方法があります。
今回はその方法について紹介していきます。
もくじ
1.派遣の営業に時給についてあらかじめ相談をしておく
もしも派遣の仕事を紹介してもらう時に低い時給の案件を紹介された場合は、事前に時給を上げられないのかを派遣の担当営業に確認しておきましょう。
また、派遣の契約を会社と結ぶ前に、事前に自分の経歴や、経験、資格を踏まえて派遣の担当営業に「時給○○円以上の仕事でお願いします。」と、伝えておくのも良いでしょう。
時給についての交渉をしっかりとすることで、高時給の仕事を紹介してもらえる確率も高くなります。
派遣契約を結ぶ前に、時給交渉をするかしないかでは、話が大分変わってくるのです。
2.1年ほど派遣で働いた後に時給交渉をしてみる
1年ほど派遣で働いた後に担当営業に、時給を上げてもらえないかと交渉するというやり方もあります。
その場合、就業してから1年間で自分の代わりはいない、と思わせるほど仕事熱心に働いたり、職場の人と仲良く、愛想良く付き合うという技術を身に着けていく必要もあります。
そして、時給を上げてもらえないのならば転職も考えている、と交渉の時に匂わせるといいかもしれません。
職場によっては勤務態度が評価されてこちらから何も言わなくても先方から時給UPの話を持ち掛けてくれる場合もあります。
ただし、先方から話を持ち掛けてくる場合は、数十円と金額が少ないケースもあるので、こちらから時給がいくら上がるのかなど事前に交渉しておいた方がいいでしょう。
3.給料が上がる資格は取っておく
職種によっては、資格を取ると給料が上がるケースがあります。
時給が上がる資格は貪欲に取って、自分の給料を上げていきましょう。
また、その資格を取ると、いくらくらい時給が上がるのかということも資格を取る前にしっかりと確認しておく必要があります。
-スポンサードリンク-せっかく頑張って資格を取ったのに時給が10円しか上がらなかった、となったら悲しいですよね。
そういったことにならないように派遣の担当営業にきちんと交渉をしておきましょう。
4.ある程度経験を積んだら時給がいい別の職場を派遣の担当営業さんに紹介してもらう
ある程度、派遣で仕事の経験を積んだら、別の給料のよい職場を紹介してもらうというのも給料を上げる方法の1つです。
未経験で派遣を始めた人は、その職種の経験者になるので即戦力になります。
そうなると今働いている職場より、時給や条件のいい職場を紹介されてもらいやすいのです。
これを書いている筆者も以前は派遣で働いており、職場が変わったこともありましたが、次の職場では必ず時給を上げてもらい、結婚後は、土日休みの残業の少ない職場に変えてもらいました。
派遣の担当営業と長く付き合い仲良くなると、自分に合った職場を紹介しもらえるので担当営業の人とは仲良くしましょう。
5.なるべく残業をたくさんする
私が初めに派遣で働いていた会社はおそらくブラック企業だったのかもしれませんが、正社員の人よりも派遣で働いていた私の方が1ヶ月の給料が高かったです。
これは、その会社は正社員だと残業代が月に20時間までしか出ないという規定があり、その一方で派遣の場合は8時間を超えると時給の25%がプラスされて残業代がつく、という派遣会社の規則があったためです。
私はその職場で残業すると時給が高くなり、高時給で働けました。
そして私はそのルールを知っていたので、なるべくその真意を気づかれないように自分の仕事を増やして残業をたくさんしました。
残業をたくさんしていると仕事を頑張っている人としても周りから見られるので、評価も良くなります。
派遣社員は残業をたくさんすればするほど、お給料をたくさんもらえるのです。
なるべくその真意を気づかれないように、頑張って仕事をしてたくさん残業代をもらいましょう。
契約社員の給与相場と同じ派遣で給与をあげる方法5選まとめ
さて、派遣で働いたことがある筆者の裏話ですが、ぶっちゃけると派遣社員の方が契約社員より給料が高いという職場も確かにありました。
先程のブラック企業の会社とは別の会社で、私が以前働いていた誰もが名前を聞いたことのある大企業では、派遣社員から契約社員に切り替えたら給料が物凄く下がった、と言っていた人がいました。
大企業なので、ある程度仕組みが制度化されていて、変な仕組みができてしまっているのか詳しい事情はわかりませんが、そういったケースもありました。
結局その方は結婚して一度会社を辞め、派遣社員としてまた会社に戻ってきました。
それが、賢い選択だったのかもしれません。
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