節約する場合には、クレジットカードを持たない方が良い、という意見を聞いたりもしますが、それは大きな間違いだと思います。クレジットカードは使う額さえ管理していれば、とても安全でお得な支払い方法です。今回は、クレジットカードを使った節約方法について述べます。
もくじ
1.クレジットカードを作ってお金をゲット
クレジットカード会社は、各社競争が激しいので、利用者の取り合いをしています。新規契約の時点で、大きなポイント還元サービスがあるのが普通です。大体、新規契約で1回につき\3,000~6,000相当のポイントがもらえます。この新規プレゼントだけを目当てにして「ただ作るだけ」でも勿論良いのですが、もっと賢くカードを使えばもっとお得に支払いができます。
大切な点としては、日頃良く使いそうなカードを選ぶことです。そして、カード間のポイント連携をチェックしましょう。例えば、ポンタカードはH.I.Sやじゃらん、昭和シェル、JAL、HMVと連携していますし、ヤフーカードはヤフーグループで使える他、三越、伊勢丹、TSUTAYA、エネオス、カメラのキタムラ、アルペンなどと連携しています。楽天カードは楽天ショッピング、楽天銀行、楽天証券の楽天グループで連携しています。
Tサイト:http://tsite.jp/pc/r/al/list.pl
Pontaウェブ:https://point.recruit.co.jp/point/?tab=pointUseService
楽天カード:http://card.rakuten.co.jp/rakuten_card/campaign/listing/a.html?sclid=o_rkc_campaign_listing_pc
つまりご自身がどこで一番買い物をするかで作るカードが変わってくると思います。筆者の一番のお勧めは楽天カードです。ポイント還元率も100円利用で1ポイント(1円相当)の付与と通常のカードの2倍ですし、貯まったポイントは楽天ショッピングモールの他にも楽天銀行の手数料として使えます。
これはただでさえ安い他行への振込手数料が、ポイントでタダになる事も多いので、かなり便利で重宝します。
楽天カードは、作って1回使うだけで7,000円相当のポイントが貰え、更にキャンペーンに寄っては楽天銀行の口座開設もセットで更なるポイントが貰えることがあります。銀行とセットのキャンペーンは常時やっている訳ではなさそうですので、常にサイトをチェックすると良いでしょう。
一番得な時を狙って作らないと、損をしてしまいます。
楽天銀行の金利は、都市銀行や地方銀行の20倍の0.02%です。更に楽天カードの引き落とし口座に設定すると、0.04%になります。口座に50万円あるとすると、大手銀行では1年で5円しか増えないところが、楽天銀行だと100円又は200円増えます。カードの利用額もこまめにメールで来ますし、アプリもサクサク動くので本当に便利です。
2.クレジットカードを使って節約
クレジットカードのポイント還元率は100円~200円につき1円相当です。つまり、現金で払うより1%~0.5%お得です。現金払いとクレジット払いでは月に30万の生活費を支払う場合、3,000~1,500円の違いが出てきます。年間、36,000~18,000円です。一回の家族旅行分ですよね。節約のためには、ぜひ現金払いはやめてクレジット払いに切り替えましょう。その際の支払い方法は、翌月1回払いが鉄則です。
3.クレジットカードを使い分けて節約
-スポンサードリンク-クレジットカードは何枚か持つのがお勧めです。メインカード数枚と、固有の店で最大限お得になるサブのカードを数枚持ち、シチュエーションにより使い分けます。
クレジットカードは先ほども述べましたように、他業種のお店とポイント連携しているのが最大のメリットだったりします。一番ポイント率がお得になる使い方を心がけましょう。そして、数ヶ月先の購買予定を考えた使い方をします。
例えば、数か月先に結婚式があり、ドレスやプレゼントの購入予定がある場合は、それをどこで買うかを決めてしまい、そのお店で使えるポイントを持ったカードを重点的に使用します。また、1年に1回家族で旅行に行きたいと思った場合には、旅行会社や飛行機会社と連携したカードに使用重点を置き、着実にポイントを貯めていきます。
引き落とし口座は1つにまとめて、カードを使い分けるのが一番効果的です。ヤフーカードとポンタカードで日々生活費の支払いをしていると、たまにあるコンビニの支払いも殆ど貯まったポイントで補えます。月末の家計が苦しい時も、意外とポイントが残っていたりして、足りないものをコンビニでタダで買えたりするので非常に助かります。
4.クレジットカードの会員限定無料保険で節約
クレジットカードには大抵、海外旅行傷害保険が付随していますが、注目すべきは、入会してあとから届くフリーケアプログラムという保険料をカード会社が負担する医療保険です。楽天カードの場合は、チューリッヒの医療保険(月々の保険料920円)が付いており、申し込みをすればタダで保険に入れます。死亡保障750万円、入院保障日額7,500円、手術保険金最高75,000円、入院一時金30,000円がついているので、入会しない手はありません。これで、他の医療保険は解約しても良いので、保険料の節約にもなります。
5.ETCカードを作りETCマイレージ登録で節約
クレジットカードにはETCカードもついています。ETCカードはあまり使わない方が多いと思うので、メインのカードに統一して、ポイントの一元化を図りましょう。その際に忘れてはならないのが、ETCマイレージへの登録です。大震災の後の新しいサービスなので、まだ登録していないという方も多いと思います。
ETCマイレージサービスは日本全国の高速道路で共通のポイントが貯まる年会費無料のサービスです。登録もポイントの払い出し申請も全てネット上でできます。使用したETC料金に準じてポイントがつき、貯まったポイントはETC料金として還元できます。ポイントの利用期限は1年です。
このマイレージ、実は結構還元率が高いのです。各地の道路によって還元率が異なるのですが、最大で10%にもなります。片道2,000円の通行ならば、200円が戻ってくることになるので、これは大きいです。ぜひ登録しましょう。
ETCマイレージサービス:http://www.smile-etc.jp/
クレジットカードを使った節約方法5選まとめ
クレジットカードを使った節約方法はいかがでしたでしょうか。「ポイント連携」を賢く使うことが、クレジットカードを上手に使うポイントだと思います。ただし支払い方法には十分気を付けてください。分割払いでも回数が多い場合や、リボ払いでは手数料が10%ほどになってしまい、気付けば購入額と同じだけの手数料を払っていた、なんてことにもなってしまいます。
クレジットカードを使った節約では、現金と同じ、不必要なものは買わず、支払い「1回払い」が鉄則です。今回の情報が、節約生活のお役に立てましたら幸いです。
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