もくじ
私立と国公立の高校でかかる費用相場を比較しました
お子様が通っている高等学校には、必ず◯◯市立や、私立、などと言う文字が書かれているはずです。
義務教育には私立と公立の2種類があります。
公立と言うのは、国や地方自治体(都道府県・市町村)が運営する学校のことをいいます。
これに対し私立は、個人や団体、法人等が運営を行う学校法人です。
公立の学校は、運営のほとんどが税金でまかなわれていますので授業料が非常に安く、通わせやすい学校となります。
また、学校単位で教育方針にもそれほど変わらず、良い意味で癖のない教育委員会の方針に沿った教育を取り入れます。
これに比べ、私立の場合は完全に独立して経営を行っていますので、学校単位によって教育方針が全く異なります。
私立と国公立の高校で入学金や授業料はどのくらい違うの?
学校によっては私服通制や、大学のように単位制を取り入れている学校もあります。
また公立学校との大きな違いはなんと言っても授業料でしょう。
私立の場合、税金で補助される部分が非常に少ないため、財政面を支えるため生徒家庭からの授業料徴収金額が高くなります。
公立学校と私立学校等の授業料の違いは2~5倍とも言われています。
公立学校は、地方自治体や市町村の財政状況により多少は異なりますが、全国どこへいってもそれほど授業料に大きな変化はありません。
しかし私立の場合、学校によって授業料が10万円単位で異なる…と言うこともよくあります。
お子様を私立の学校に進学させる場合は、家計のお金の面も考慮しつつ通わせなければ、後々家計が圧迫されることにもつながりかねません。
私立と国公立の高校では授業料が10倍以上違う!
公立高校と私立高校では、まず受験料今から大きな差が生まれています。
まず公立高校の場合、受験料は全国平均2000円程度となっています。
市町村や地方自治体によって各地公立高校の受験料金は異なりますがそれほど大きな違いはありません。
しかし、私立高校の場合受験料金はその10倍!
2万円が相場となります。
高校受験を受ける時点で10倍もの料金差があるのは驚きですね。
なんと私立と国公立の高校では入学金は40倍以上も…!!
受験料金が違えば、入学金もさらに差が出てきます。
公立高校の入学金の平均は5,000円から高くても6,000円に満たない程度。
1万円以下でお釣りが来る入学金でしたら、ゆとりのない家庭でも安心して支払うことができます。
しかし、私立の場合はなんと15万円から高い私立学校になると40万円もの入学金を支払う事になります。
公立高校が1万円以下の入学金に対し、私立学校の場合は数十万円の入学金を支払わなければいけないのです。
-スポンサードリンク-公立高校の入学金が5,000円程度でしたらその差はなんと最大約80倍。
これほどまでに金額差が生まれてしまうのは、経営に必要な財政面を税金で賄えるか、賄えないかによって違ってきます。
元をただせば、公立高校も私立学校と同じだけの金額がかかっているはずです。
そのほとんどを普段支払っている税金によってカバーしているだけの話。
しかし、私立学校の場合は普段支払っている税金を払いつつ、莫大な入学金を支払わなければいけない…と言うことになります。
個人負担としては、かなり大きですね。
入学金からここまで差があると、家計が苦しい家計はなんとしてもお子さんに公立高校入って貰わないと困ってしまいますね。
私立と国公立の高校の授業料相場っていくらくらい?
もちろん年間における学費の差もかなり大きいことが特徴です。
まず、公立高校ですと月々1万円以下が標準となります。
東京ですと年間にして108,000円が授業料となります。もちろんその他にPTA会費等がかかりますが、それを入れても30万円に満たない程度。
最大で30万円だったとしても、月額25,000円程度の支払いで済みます。
私立学校はといいますと、授業料は年間40万円から高い学校ですと50万円にも及びます。
もちろんその他にPTA会費、私立学校特有の寄付金等も存在します。
私立と国公立の高校でかかるお金を比較してみました
公立と私立では、年間にして公立高校の5倍近く費用がかかってしまいます。
その差は年間最大40万円近。
在学する3年間の差額はなんと120万円…。
入学金や受験料を含めると150万円近くの差が生まれてしまいます。
私立学校と公立学校ではそれほどの費用の違いがあるのです。
私立・公立でどれだけ違う?高校に入学するときにかかる費用まとめ
このように私立と公立の学校をそれぞれ比較してみると、金額面での差が非常に大きいことがわかります。
さらに、私立の場合は「寄付金」というものがあります。
これはスポーツに力を入れている学校などがよく行う行為で、例えば野球部が甲子園に行くとしたら、全生徒・教員を上げて現地に向かい応援します。
すると当然何百万円と言う費用が必要となります。その費用を在学生や卒業生に連絡を取り、一口数万円という単位で寄付金を募るのです。
こういった時、お子さんが野球部に入っている方などは10万円単位で寄付金を出しますし、その他の家庭も最低1口以上は寄付金を贈呈することとなります。
こういったイレギュラーな寄付金などが私立学校の特徴と言えるでしょう。
その全てをトータルすると、私立と公立では3年間で200万円以上の金額差が生まれる場合もあります。
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