もくじ
留学にかかる平均費用と安く留学する方法
外国に行って、自分の語学力を鍛え、生きる力を身につけたいという意欲はとても素晴らしいと思います。ただ心配なのは、先んずるものですね。留学はとてもお金がかかりそうなイメージです。
実際、留学ってどれくらいお金がかかるものなのでしょうか?安く、お金を掛けずに留学する方法ってあるのでしょうか?調べてみました。
1.語学留学にかかる費用ってどんなものがある?
日本ワーキングホリデー協会によると、語学留学に掛かる費用としては、飛行機代、ビザ代、留学保険代、ホームステイ費用、学費が必要とのことでした。やはり思っていた通り、まとまったお金が掛かると予想されます。
更に留学の費用は留学期間や国によっても異なってくるそうです。国ごとに法律が違い、留学中に現地でアルバイトなどの仕事ができるかどうかが費用トータルにも大きく関わってくるようですね。
実は、長い方が高くなるかと思いがちですが、長期留学は長期割引が適用となり、アルバイトもできるのでかえって安くなるそうです。つまり、「働きながら勉強する」というのが留学を安くあげる秘訣のようです。
2.ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデーとは、正確には何のことなのでしょうか。ワーキングホリデー制度とは、二国間・二地域の取り決めに基づいて、それぞれの国が相手の青少年に対し、自国の文化や生活様式を理解する機会を提供するために、自国内での一定の期間の休暇を過ごす活動と、その滞在費を賄うための就労を相互に認める制度を言います。
つまりは、ワーキングホリデーは観光、就学、就労を自由にすることができる「特別なビザ」のことを言います。英語の勉強をする為に留学をしたいが、費用のせいで諦めていた方にはとても有効なビザなのです。
3.通常のビザ
普通はイギリス、ニュージーランド、カナダ、アメリカに語学留学中は一切のアルバイトは認められていませんが、就労する為のビザを申請して取得すれば、アメリカ、イギリス国内で大学・大学院に留学する日本人は、1週間に約10時間働けることになっているそうです(しかし、色々と規制があり実用的ではない、2012年時点)。一方、ニュージーランドでは専門学校以上の学生が、就労可能だそうです。カナダでは、1年目に学校に通い、2年目はフルタイムで働けるビザがあるそうですが、2年目は逆に学校には通えないそうなのです。色々と細かい規制があるのですね。
4.費用面で安いと言われているのはフィジーやフィリピンへの留学
日本からの距離も近いフィジーやフィリピンへの語学留学は1月で約25万円かかるそうです。最も費用が安いと言われていますが、カナダ、オーストラリア等英語圏への留学に比べると、数年で仕事ができるまでの英語力がつく人は殆どいないそう。勿論、期間が長期になると費用も増えていき、3ヶ月留学の目安としては、約50万円かかります。
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5.一番お得なのはオーストラリア留学
オーストラリアでは、3ヶ月以上の留学の場合は、就労可能な留学生ビザを取ることができて、アルバイトができます。更に、2012年からのオーストラリアの最低時給は15.96ドルだそうで、実際には16ドル以上貰え、祝日はバイト代が2倍だそうです。かなり時給が良いことがうかがえます。週に5万弱稼げることになり、1ヶ月で20万弱と日本でのフルタイム並みの収入です。
6.実際にかかる留学費用
実際にかかる費用の内訳としては、3ヶ月滞在の場合(オーストラリア)、航空運賃が5~10万円、ホームステイ・滞在費用が24万円、学費が29万円、合計57~63万円だそうです。先ほどの試算で、アルバイトで月20万の収入は見込めるので、実際に掛かるお金は37~43万円となりますね。
6ヶ月滞在ともなり、現地で友人ができれば、ルームシェアもでき、更なる滞在費の削減が期待できます。ワーキングホリデー協会の試算によると、12ヶ月滞在ではアルバイトを9ヶ月したとして収入が103万、留学費用が169万なので、差し引き66万の経費となっていました。月々5万5千円の計算となります。長く居れば要るほど、稼げるそうです。オーストラリアで1年働くと300万の収入となり、2年間の留学ではプラス150万円となって帰国する人もいるそうです。完全に稼いで帰ってこれるんですね!そのまま現地で就職される方もいらっしゃるそうです。
7.ワーキングホリデー協定国
世界で日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は、全部で16ヶ国です。イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの他、アイルランド、フランス、ポルトガル、ドイツ、ノルウェー、デンマーク、ポーランド、スロバキア、オーストリア、韓国、台湾、香港です。英語圏以外にも多彩な国が協定しているのですね。
協会では、ビザ取得のサポートのみならず、語学学校の紹介・入学手続きや、ホームステイ先・学生寮の手配もしてくれるようです。セミナーも開催されており、手厚いサポート体制が取られています。心配なく、留学にチャレンジできそうですね。
8.留学を安くあげる方法とは
以上見てきたことから考察するに、留学を安くあげる方法は次の6つだと考えられました。
①ワーキングホリデー制度を利用する
②現地アルバイトが可能な国を選択する
③時給が高い国を選択する
④ルームシェアをして、滞在費を安くあげる
⑤友人を早めに作り、就労先を確保する
⑥留学は長期間する方がお得
いかがでしたでしょうか。ワーキングホリデー、素晴らしい制度だと思いませんか。現地で働き、まさに人や文化を肌で感じながら、生きた語学を会得していけるシステムですよね。そのまま現地で就労する方もいるとのことで、ただ単に学校に通うよりもきっと語学力がアップするのでしょう。
留学成功の一番の秘訣は、やはり「友達作り」だそうです。就労先や滞在先の情報も全て友達から入ってくるとのことでしたので、最初は学校に重点を置き、人間関係を作るのが成功のポイントのようでした。夢が広がるワーキングホリデー。お金の心配なく、旅立てるようですね!ぜひ夢を実現して下さい!
一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会:
http://www.jawhm.or.jp/ryugaku/ryugaku_hiyou.html
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