もくじ
月に1度の子どもへのお小遣い、その相場は…?
子供の頃両親からもらっていたお小遣い。大抵の場合はお母さんからいただいていたことが多いのではないでしょうか。お小遣いをもらう期間は小学生から高校生まで。
大学生になると、生活のための仕送りに変化しますが、これはお小遣いには含まれません。
金額は違えど皆ご両親からもらっていたお小遣い。その相場は果たして幾ら程度なのでしょうか。
小学生のお小遣いの平均相場
小学生は通学期間が6年間と長いので、その期間内にお小遣いの金額が変化することが多いようです。
確かに、小学校1年生と6年生とでは遊び方も違いますし、お金の使い道も違います。
ざっくりとした学年別にまとめてみると下記のようになります。
小学校低学年の場合
小学校低学年の場合、相場は月に500円程度。
お金の使い道は駄菓子程度しかありませんね。
必要なものは両親が買ってくれますし、おもちゃやゲーム機器等は祖父母が面倒を見てくれるパターンが多いようです。
したがって、本人がもらえるお小遣いは500円程度で十分…と言う結論に達した家庭が多かったのでしょう。
小学校中学年の場合
小学校中学年の場合、お小遣いの相場は1,000円程度。
確かに、小学校3年生になると漫画も読みますし、友達との交流費(ジュース代等)も発生します。
中学年になるタイミングでお小遣いを1,000円にしよう、と言う考えに変わる家庭が多いようです。
しかし、中には小学生のうちは月に500円まで!と厳しく固定している家庭も勿論あります。
小学校中学年程度であればひと月に500円のお小遣いでも十分ゆとりをもって過ごすことができるはずです。
ただ、この小学校中学年程度から家庭によってお小遣いのにばらつきが出てきます。
小学校高学年の場合
小学校高学年になると、お小遣いの相場は1,000円から多い家庭では1,500円、2,000円の家庭もあります。
平均相場としては1,500円程度といえるでしょう。
高学年になると、友達同士で公共交通機関を使ってお出かけ…などという機会も出てきます。
そのためには最低限月々1,500円程度必要だと判断する家庭が多いようです。
中学生のお小遣いの平均相場
中学生になると、お小遣いのレベルも数千円アップします。
平均相場は3,000円程度。
もちろん、お金を無駄に使わないお子さんの場合小学校高学年からの1,500円という金額を引き継いでいる家庭もあるようです。
しかし中学生は思春期。親離れする期間でもあります。
友達同士で出かけるようになり、進んでいる子は恋愛も始まります。
-スポンサードリンク-そのために必要なお小遣いの金額として3,000円という数字が設定されているようです。
また、学年によって3,000→4,000→5,000と繰り上げるシステムをとっていたり、テストの点数がよかったらプラス千円という課金制度を取り入れていたりする家庭もあるようです。
高校生の平均お小遣いのお小遣いの平均相場
高校生になるとお小遣いの相場はかなりアップします。
高校生のお小遣いの平均相場は月々5,000円。
高校3年生にもなると桁が変わり月々1万円のお小遣いを渡している家庭も珍しくありません。
何より、高校生になるとお金の使い道もかなり変化してきます。
中学生までですとおやつ代やゲームソフト等、自分のためにお金を使うことが多いのに対して高校生になると友達との交際費や交通費等に用途が向けられます。
そのため3,000円程度のお小遣いでは月々やっていけない…と言うことで5,000円~1万円のお小遣いが適応されるというわけです。
中学生同様、学年によってお小遣いの金額がステップアップしたりテストの点数やスポーツの成績が良かった場合などはその都度課金制を取り入れてお小遣いを渡たり
している家庭もあるようです。
また、予備校や学習塾などに通う高校生が多く、親御さんはその講習代も支払わなければいけません。
家計は大学受験から大学進学にかけてかなり厳しい時期にさしかかっていきます。
トータルするとお小遣いもかなりの金額を支払っている
家庭にもよりますが、小学・中学・高校とお小遣いをある程度渡すことが想定されます。
月々にすればそれほど大きくはない金額ですが、トータルすると年間で数万円となっている筈です。
小学校はまだしも、中学生3年間で約18万円、高校生のお小遣いの総額は多い家庭では3年間で36万円にも及びます。
計算するとお小遣いだけでトータル50万円以上を支払っている家庭もあります。
もちろん長年をかけて少しずつ支払うので、家計にそれほど影響はありませんが、合計金額を見るとやはり高く感じてしまいます。
また、少数ではありますがお小遣いを一切渡さないと言う家庭ももちろんあります。
そういった家庭では早くから子供にアルバイトをさせ、お金の大切さを学ばせているようです。
また、生活保護などを受けている家庭も同様にしてお小遣いをあげていないケースもあります。
お小遣いをあげる事は子供にとっては喜ばしいことかもしれませんが、同時にお金の大切さを学ばせるのも親の仕事です。
多くを与えすぎず、お金の尊さを学ばせるためにも適正な金額を選択することが大切です。
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